急速な高齢化による負担者と受給者のアンバランス

現在最も人口の多い中高年世代が高齢者となっていく過程において、高齢化は更に加速されます。
2020年には高齢化率26.9%、老年人口指数41.6%と、国民の4人に1人超が高齢者となります。
生産年齢人口2.4人に対して高齢者人口1人という本格的な高齢化社会に移行します。


日本の人口ピラミッド図を見てみると、とてもピラミッドとは呼べない形になっています。
日本が少子高齢化社会に突入している事がハッキリと分かるでしょう。
この人口ピラミッドの三角形の形が維持されていれば、現役世代がリタイヤ世代を支えていく現在の社保障の仕組みは無理なく維持されていくのでしょうが、少子化と高齢化が同時に進み、ピラミッドの形が急速に崩れると社会保障の仕組みの維持も難しくなると予想されます。
先進国の中にも高齢化問題を抱えている国はありますが、日本の場合はこの速度が早いのです。


予想される日本の人口ピラミッドの形は、社会保障制度の担い手が減り、年金などの給付を受ける者の割合が増加する事を表しています。 多くの日本人が感じている将来への不安は、この負担者と受給者のアンバランスともいえるでしょう。
今後の受給者の増加によって社会保障給付費は平成12年度の約78兆円から、2025年には約207兆円増加し、国民負担率は約51%になると推計されています。

負担を現状の水準に維持しようとすると給付の大幅カットは避けられず、一方で給付水準を現状と同じ水準に維持しようとすると、負担率の増加が避けられない事になります。 どちらの方策をとっても、受給側、負担側、双方の各個人の負担は著しく増加する事が予想されます。

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